UXを向上させる「アンサーボックス」とは?Googleの最新検索機能とその種類

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近年、Web上でのアンサーボックスの出現率はどんどん増加し、WebマーケティングやSEOに関わっている人であれば、無視できない存在になってきています。

今回の記事では、アンサーボックスの種類や今後予想される動向についてまとめました。

アンサーボックスとは何か?

Googleで検索をしたときに、検索結果のページでこのような画面を見たことがあるのではないでしょうか。

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アンサーボックスとは、このように検索結果ページ上でユーザーに直接コンテンツを見せるためにデザインされた別枠のページのことです。
別名「ワンボックス」とも呼ばれています。

ブログ記事など特定が可能な場合のみ、引用元の記事の公開日(更新日)も表示されています。

導入された目的は、ユーザーエクスぺリエンス(UX)の向上です。
ユーザーは検索結果画面を見るだけで、自分の求めている情報を手に入れることができ、クリックやページの読み込みを行う必要がありません。

これはGoogleの価値観「検索ユーザーに対して、即座に必要な量の情報を提供する」が具現化された検索機能だといえます。

ユーザーの検索ニーズに合致した適切な内容のアンサーボックスは、Googleの検索品質評価ガイドラインの評価軸である「Needs Met評価」で高い評価を受けます。
WebマーケティングやSEOの担当者は、ぜひ取り入れるようにしましょう。

Featured Snippets

ここからは、アンサーボックスの種類を紹介していきます。
まず、「Featured Snippets」についてです。「Featured Snippets」は、「◯◯とは」などの質問系クエリで検索が行われた際に、そのクエリに回答しているコンテンツの中から、テキストを引用して説明しているタイプのアンサーボックスです。

引用元のコンテンツとして、Wikipediaが一番多く表示されているようです。

 

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また、誰もが知っているような普遍的な事実については、引用元はなく、テキストのみが表示されます。ある程度専門性のある内容であれば、引用元となるページのタイトルとURLも一緒に表示されます。

「Featured Snippets」にはもう1つ著名人の格言を表示する機能があり、「Quotes Snippets」と言います。

リンカーンやシェイクスピアの名言が表示されています。

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これはアメリカのGoogle(google.com)ではすでに導入されているものの、日本では2016年6月1日の段階でまだ実装はされていません。

Knowledge Cards

2つ目は、「Knowledge Cards」です。
これは、「Knowledge Graph」を基に作成されたページのことを指しています。
「Knowledge Graph」については後ほど詳しく紹介します。

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下記画像を見ると、「トム・クルーズ 映画」という検索クエリに対し、トム・クルーズの出演作の一覧がカルーセル形式で表示されていることがわかります。Googleが、ユーザーのニーズは「トム・クルーズが出演している映画作品」だと認識したためです。

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そもそも「Knowledge Graph」とはどんなものでしょうか。これは、検索対象の単語を「文字列 (strings)」としてではなく、「ものごと(things)」、つまり「実体・存在 (Entities)」として認識し、その情報を格納しているインフラのことです。

この中に格納されている一定の検索ニーズがあるKWから、属性(スポット・組織・人など)を判断し、その内容について簡略的・網羅的な説明のあるページの回答を引用しています。

これもGoogleが目標としている「ユーザーが探す情報を全て整理して、回答する」ための機能です。

Live Results

3つ目は「Live Results」です。
これはスポーツの試合結果や現在の天気など、最新の情報を表示する枠のことです。

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例えば、「プロ野球結果」と検索すると、この記事を書いている2016年5月30日現在のプロ野球の試合結果が表示されます。

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今後のアンサーボックスの動向

アンサーボックスは検索結果画面の一番上に表示されるため、ユーザーがその引用元のページをクリックする頻度も高くなります。
そのため、自社のコンテンツがアンサーボックスに採用されているかどうかで、流入数に大きな差が出てきます。

アンサーボックスは今後も対象範囲・出現頻度が増加することが予測されるため、現在実装されていないトピックのコンテンツでも、今後採用される可能性は十分にあり得ます。

実際に、最近ではレストランや公共施設などの住所・連絡先・地図をはじめ、営業時間・混み具合など複雑な情報もカバーしています。
アンサーボックスの対象範囲が広がっていることがよくわかります。

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本家アメリカのGoogle(google.com)でも、「カクテルの作り方」や「住宅ローンのシュミレーション」など、幅広い分野でアンサーボックスが登場しており、今後も広がりを見せていくことでしょう。
自社サイトの流入数を増やしたい人は、アンサーボックスに引用されるようなコンテンツ作成を心掛けてみてはいかがですか?